「第42回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール」−受賞者発表 

「第42回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール」の受賞者が発表されている。

( 1st prize ) Illian Gârnet (モルドバ)

( 2nd prize ) Stefan Tarara (ドイツ)

( 3rd prize ) Kristi Gjezi (フランス)

「第42回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール」−第1ラウンド出場者 

7月13日〜21日、スイス・マルティニーで開催の「第42回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール」の第1ラウンド出場者64名が発表されている。

日本人コンテスタントは7名だろうか。


*イグラーユ宛に、コンクール公式サイトでの発表があったとの情報を頂きました。ありがとうございました。


2008年4月〜6月の国際コンクール 

「第11回カール・フレッシュ国際ヴァイオリンコンクール」(6/8〜15)<記事


「第3回アンリ・マルトー国際ヴァイオリンコンクール」(6/4〜15)<記事


「第8回カール・ニールセン国際ヴァイオリンコンクール」(5/30〜6/9)<記事


「第50回コチアン・ヴァイオリンコンクール」(5/8〜11) <記事


「第2回ベンジャミン・ブリテン国際ヴァイオリンコンクール」(4/14〜22)<記事


「08メニューイン国際コンクール」(4/11〜20)<記事

「第3回アンリ・マルトー国際ヴァイオリンコンクール」−第1位にアンドレイ・バラーノフさん 

6月4日〜15日まで、ドイツ・リヒテンベルクで行われていた「第3回アンリ・マルトー国際ヴァイオリンコンクール」で、ロシアのアンドレイ・バラーノフさんが、「第2回ベンジャミン・ブリテン国際ヴァイオリンコンクール」(4月14日〜22日・ロンドン)に続き、優勝した。

「第3回アンリ・マルトー国際」公式サイトの入賞結果(ドイツ語)

英語版は今のところ、セミファイナリストの発表までしか掲載されていない。

本コンクールに名を冠されているヴァイオリニスト、アンリ・マルトー(1874年〜1934年)は、フランス・ランス生まれ。母は、クララ・シューマンに学んだピアニストだった。

ユベール・レオナールに師事し、パリ音楽院を主席で卒業。26歳でジュネーヴ音楽院教授、33歳でヨーゼフ・ヨアヒムの後任として、ベルリン高等音楽学校の教授に就任した。本コンクールでもその作品が課題曲のひとつとなっているマックス・レーガーと親交が深く、ヨーロッパ各地での共演は50回以上に及んだ。

マルトーは「モーツァルト弾き」として著名で、「モーツァルトから埃を取り去り、センチメンタルな要素を取り除いた」(ヨアヒム・ハルトナック『二十世紀の名ヴァイオリニスト』)と評される。

第1次世界大戦が起こると、スウェーデンに渡り、1920年にスウェーデン国籍を取得。北欧での活動はヴァイオリニストに留まらず、イェーテボリ管弦楽団の指揮者としても活躍した。

あのコンクールは何処へ? 

まるで魔法がとけてしまったかのように、「“小さな魔法のヴァイオリン”国際コンクール」の情報がサイトから消え去っている。一応、アーカイヴはあるものの、第3回大会は残念ながら開催されないようだ。

その理由を憶測させる一文が、ここにある。

the Artistic Director, Mr. Pavel Vernikov, decided to begin a new "artistic adventure"
in different italian places, such as Castel S.Pietro ( close to Bologna ) for winter
masterclasses, Nerviand Lucca for summer ones.

つまり、本コンクールを含む当地ポルトグルアーロにおける音楽祭の音楽監督を務めていたパヴェル・ヴェルニコフ氏(ウクライナ / イスラエル)が、「新たな芸術的冒険」を別の地で始めることを決意した、ということなのだ。

コンクールの運営・方針を巡る意見の対立でもあったのかと勘繰りたくなるが、仮にキーマンの不参加でコンクールそのものまで完全になくなるのだとしたら、実に残念な事態である。

8歳〜12歳のジュニア層を対象に、シニア国際コンクール級の審査員を揃え、オーケストラ・審査員との共演を課す等の新機軸で、今後の展開が大いに期待されるコンクールであったのだが・・・。別の地での開催がないのかと、いろいろネット上を探索したのだが、発見できなかった。

ところでパヴェル・ヴェルニコフ氏(ウィーン・コンセルヴァトリウム)と言えば、最強のEURO大魔王教授陣のひとり。

ZB氏(チューリヒ音楽院 / ケルン音楽院)やJJK氏(パリ国立高等音楽院)らと並んで、日本でマスタークラスを行おうものなら、ハイパーおけいこニストの胸がときめいて止まらない、「さわやか世代」の支持(師事)率トップクラスの巨匠の一人である。今回のコンクールの一件を見ても、世界のおけいこ界における影響力は相当のものと推測される。

さて、2回にして「魔法」がとけた国際コンクールがあるかと思えば、国内では、4回目にしてまさか「遺産」 (legacy ) となってしまったのか、と危惧されるコンクールがある。この時期には、第5回の要項や課題曲の発表があってもよさそうなのだが・・・

堂々と今回が最後の開催ですと宣言するようなコンクールもあったりして、少々寂しい昨今である。

新しいコンクールよ、出でよ!

「08年ロン=ティボー国際ヴァイオリンコンクール」−出場予定34名を発表 

11月7日〜17日、パリで開かれる「08ロン=ティボー国際」の出場予定34名が発表された。

21か国・80名以上の応募者の中から、ジャン=ジャック・カントロフ氏らによる審査委員会による事前審査によって選ばれた。

日本人コンテスタントは最年少18歳を含む3名。韓国からは13名が出場。

*イグラーユ宛に、コンクール公式サイトでの発表があったとの情報を頂きました。ありがとうございました。

「第52回パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール」−出場予定59名 

9月25日〜10月5日まで、イタリア・ジェノヴァで開催される「第52回パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール」の出場予定(事前審査通過)59名が発表された。

日本人コンテスタントは、10代の3名を含む9名。

公式サイト

今回の審査委員長はザハール・ブロン氏である。


前回大会の sound and vision

DVD ドキュメンタリー:『第51回パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール』
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「第11回カール・フレッシュ国際ヴァイオリンコンクール」−受賞者 

Winners

I. prize
KÁLLAI Ernő ( Hungary )

II. prize
SIMONEN, Sini-Maaria ( Finland )

III. prize
PUSKER Júlia ( Hungary )
MOVCHAN, Ilya ( Russia )


第1位のエルノ・カライさん(ハンガリー)は、リスト音楽院から2006年にジュリアード音楽院へ。イツァーク・パールマン氏に師事。

サラサーテ:チゴイネルワイゼン