モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番−フランコのカデンツァと言えば、グレートかつウルトラなあの方のCD 

「第62回学生音コン」小学校の部・本選曲モーツァルト3番は、サム・フランコのカデンツァ指定。

フランコとなれば、やはりあの方の録音だろう。

そう、ザ・グレート・ムタ氏

あ、いや、失礼、ザ・グレート・ムター氏であった。

アンネ=ゾフィ(ウルトラシリーズ)・ムター氏であった。

洒落もほどほどにしたいとは思うのだが、一旦湧き出すと止まらない。ムター氏ファンには心からお詫び申し上げたい。

1978年、弱冠14歳で録音したカラヤンとの共演盤のモーツァルト3番&5番は、すでに愛聴されている方も多いかもしれない。

輝かしい音色と、瑞々しく豊かな音楽性。細部にまで丁寧な彫塑を施し、安定感も際立っている。カラヤン唯一のモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲録音盤という点でも貴重なCDだ。

2005年、カメラータ・ザルツブルクを率いてのモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全曲の弾き振りは、DVDで出ており、昨年、NHKのBSハイビジョンでも放映された。

BSのインタビューでも、「モーツァルトの曲は俳句のようだ」と語っていたのが印象的である。近年のモーツァルトへの傾倒は並々ならぬものがあり、ゴージャスな音色とふくいくたる歌い回し、自在な緩急、そして第2主題前の、あっと驚く「ため」(五郎と続けてはイケナイ、と自らに言い聞かせる)に魅せられる。

何よりもフランコのカデンツァの演奏を映像で確認できるのは、おけいこニストにとっては有難い。

その圧倒的な、つまりグレートかつウルトラな演奏シーンに、毒霧を吹きかけられたように打ちのめされるところから、すべては始まるのである。

ロンドン・フィルとの共演で、パシュメットとの協奏交響曲を含む全曲版のCDもあるが、昨年、そこから3番と5番のみをカップリングしたCDがリリースされている。


モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番&第5番モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番&第5番
(2006/11/08)
ムター(アンネ=ゾフィー)

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モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
(2007/01/24)
ムター(アンネ=ゾフィー)、 他

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モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3&5番モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3&5番
(2007/09/05)
ムター(アンネ=ゾフィー)

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