「第62回全日本学生音楽コンクール」東京大会−高校の部・本選結果と「奨励賞の出方」 

11月5日付「毎日新聞」東京版・朝刊に掲載された。

<高校の部>

第1位 横島礼理さん(東京・桐朋女子2年)

第2位 新山開さん(東京芸大付1年)

第3位 宮川奈々さん(桐朋女子2年)

全国大会には、上記3名と岡谷恵光さん(東京芸大付2年)が進出。


昨年のバイオリン部門・高校の部の全国大会出場人数は12名(東京6名、大阪3名、名古屋2名、福岡1名)。今年は10名で、東京大会が6名から4名に減らされている。

参加規定によれば、参加人数枠は「過去3年の参加人数を基準に傾斜配分」するとされている。

さて、今年の東京大会の入賞結果だが、奨励賞が過去2年とは異なる出方を示したのが目を引く。

小学校と中学校の部は、それぞれ過去2年間は「満額回答」、奨励賞が3名出た。3位が2名出た昨年の中学を除けば、奨励賞3名はそのまま全国大会進出者となったのである。

ところが、今年は、小学校の部の奨励賞は2名で、中学校の部は1名。高校の部も過去2年間は奨励賞が1名出ていたが、今年はなしである。

特に中学校の部の1名というのは、2001年以来7年ぶり。但しこの時は2位が2名出ており、1位から奨励賞までの入賞者は計5名いた。

今年のように中学校の部の入賞者がたった4名というのは、何と1980年以来、実に28年ぶりとなる。この間は5〜7名受賞で定着してきたのである。

本選進出人数及び点数の出方の相違が影響しているから、と言えばそうなのかもしれない。が、折角だから、全国大会進出者に選ばれたコンテスタントには奨励賞を差し上げたらどうなのだろう。

そう言えば、昨年の高校の部で全国大会進出に選ばれた入選者が、全国大会プログラムでは、「東京大会奨励賞」と記載される事態が生じた。

奨励賞は、「よし、この子は奨励しよう!」という審査員の気持ちであげればいいのではないか。「点数が達しないからあげられない」等と意固地にならないで、ドーンとあげましょうよ。

そのほうが、混乱もないと思うのだが。


コメント

非ヴァイオリン系で、東京以外の大会に参加した者の保護者です。
こちらでは、全国大会出場者は、全員入賞でした。つまり、3位に入れなかった全国大会出場者はもれなく奨励賞でした。
地方大会で入賞しない方が全国大会に出場するという状況は、コンクールを受けている人たちや関係者にはある程度理解できる事かもしれませんが、全国大会を聞きに来られる関係者以外の方はどのように受け取られるでしょう?
それを考えると、全国大会出場者は少なくとも全員地方大会の入賞者であるべきと思いました。

同感です

奨励賞の出方=全く同感です。奨励賞でなくて、全国大会に出場できる=これは次点だったのか、奨励賞の基準とは違うが、何か評価すべき物がある。=これが奨励賞とどの様に異なるのか!ごく一部の人にしか解かりにくい。せめて義務教育の小・中学生部門くらいは、まだこれから将来先が長いのだし、全国大会に出場できる人=奨励賞としてもよいように思うが・・・・
  • [2008/11/07 08:15]
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  • 日本の将来を考える教師より
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